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インプットを効率よく進めたいんだけど、おすすめの方法ある?
子供のレベルに合った素材選びが重要ですよ!
おうち英語の教材選びには基準があります。
レベルに合った教材を選ぶことで、インプット効果がアップしますよ!
目次
インプットコンテンツ選びの基準
おうち英語をすすめるうえで動画でのインプットはとても重要です。
でも、英語学習に最適な動画って、どんなものでしょうか?
英語学習者がコンテンツを選ぶ際、実は、理想的な基準があるんです。
理想の基準「i+1」の考え!
言語学者のKrashen氏が提唱した「i+1仮説」を基に、おうち英語の素材を選ぶのがおすすめです。
このレベルだと、内容をある程度理解しながらも新しい語彙や表現に触れることができ、学習効果が高まります。
私はおうち英語にもこの考えが有効だと思っているので、この基準でチロに見せる動画を選んでいます。
子供のレベルの見極め方
でも、幼い子供の英語力を判断するのはとても難しいですよね?
特に、自分の理解度を説明できない年齢の子供の場合はなおさらです。
子供の理解度を知るのが難しい理由
- 動画視聴の反応
子供は言葉が分からなくても、キャラクターや映像、音楽を楽しんで動画を見ることがあります。そのため、動画に夢中になっているからといって、必ずしも内容や言葉を理解しているわけではありません。 - リスニングとスピーキングの差
一般的に、英語を学ぶ人は聞く力の方が話す力よりも高くなります。これは、言語学習のプロセスにおいて、理解(リスニング)が表現(スピーキング)に先行するためです。 - 理解と発語の違い
特に小さい子供は、まだうまく話せなくても、聞いて理解できていることも多いのです。発語が出ていないからといって、理解していないわけではありません。
そうなると動画選びはもっと難しくなるね
子供のレベルの見極め方チェック
レベルに合った英語の動画を選ぶためのアイディアをいくつかご紹介します。
- 様子を観察する
子供の動画を見ているときに、キャラクターの動きやストーリーを理解しているかを観察します。笑ったり、興味を示したり、質問をしたりする場合は、理解している可能性が高いです。 - インタラクティブな動画
例えば、「Dora the Explorer」「Pocoyo」「Mickey Mouse Clubhouse」などの視聴者に問いかけたり、指示を出したりする動画は、子供がその問いかけに答えたり、理解度のヒントになるかもしれません。 - 親子での視聴
親子で一緒に動画を視聴し、動画の内容について日本語でもいいので簡単な質問をしたり、会話をしたりします。これにより、理解度を直接確認します。
それでも、レベルにあっているかの判断は難しいです。
なので、
私は『迷った時は簡単なもの』を選ぶのをおすすめしています。
難しいものよりも簡単なものを選ぶ方がインプット効果が高いからです。
簡単な内容を選ぶメリット
子どもの学習で特に大切なのが『自己効力感』を育てること。
簡単な内容の物を使うと、「できた!」という成功体験を積み重ね、この自己効力感を高めることができるんです。
教育の専門家であるJohn Hattie氏のメタ分析の研究を元に、簡単な教材を選ぶメリットをご紹介します。
ポイントは4つ
- 成功体験を積むことが自信につながる
- 学習の土台をしっかり固める
- 挫折感を避け、学習を楽しむ
- フィードバックがしやすい
1つづつ見ていきましょう!
1.成功体験を積むことが自信につながる
子供が自分の力を信じること(自己効力感)が学習成果に大きな影響を与えることがわかっています。
子供が成功体験を積み重ねることが非常に重要です。
簡単な教材を使うと、子供が「理解できる!」という成功体験を積むことができ、自信を持つことができます。
これが、次のステップへの意欲につながりますよ!
2.学習の土台をしっかり固める
簡単な教材は、子供が基本的なことをしっかり学ぶのに役立ちます。
基礎をしっかり固めることが、さらに難しい内容を学ぶために重要だとされています。
簡単な内容で基本をしっかり学んでおくことが、後々の学びに役立つんです。
3.挫折感を避け、学習を楽しむ
学ぶことは楽しさがあってこそ続けられます。
この研究では、学習におけるモチベーションと楽しさが成功の鍵であることを示しています。
難しすぎる教材は、子供にとってストレスになり、学ぶのがつらくなってしまうことがあります。
簡単な教材を使うことで、子供が楽しみながら学べるようになり、学びが習慣化しやすくなりますよ。
4.フィードバックがしやすい
また、研究では、フィードバック(アドバイスやサポート)が学習に非常に重要だとされています。
フィードバックって何?どうやるの?
フィードバックは特別なことではなく、日常のやり取りの中で自然に行えます。
家で親ができるフィードバックの具体例
- ポジティブな反応をする
子供が何かを正しく言えた時や、努力して答えを出した時には、「よくできたね!」や「その通り!」といったポジティブな言葉をかけること。これは子供の自信を育て、次の学習意欲を高めます。 - 簡単な質問をして理解を深める
「この言葉はどういう意味だったかな?」や「もう一度読んでみようか?」といった簡単な質問をすることで、子供がしっかり理解しているか確認し、理解が浅い場合には補強できます。 - 間違いをやさしく指摘する
子供が間違えたときには、「もう一度考えてみようか?」といった優しい言葉でサポートし、正しい答えに導いてあげます。この際に、具体的なヒントを与えることで、子供が自分で考える力を養うことができます。 - 一緒に楽しむ
絵本を読んだり、ゲームをしながら、楽しい雰囲気の中でフィードバックを取り入れると、子供は学ぶことを喜びます。「このキャラクター、面白いね!」など、学びの中で感じたことを共有するだけでも、フィードバックになります。
これらのフィードバックは、日々の生活の中で自然に行えるもので、特に難しいことではありません。
簡単な内容を使うことで、親も子供も気軽に楽しみながら学べる環境を作ることができます。
出典:Hattie, J. (2009). Visible Learning: A Synthesis of Over 800 Meta-Analyses Relating to Achievement. Routledge.
人気動画のレベル分けリスト
でも、どうゆう基準で動画を選べばいいかわからない。
下の表を使っておうち英語で人気のコンテンツをレベル分けしてみました
このカテゴリ分けは、以下の基準に基づいて行いました:
- 語彙の難易度:
- すごく簡単なもの: 基本的な単語やフレーズ、繰り返しが多く、幼児でも理解しやすい内容。
- 少し簡単なもの: 日常的な単語やフレーズが多く、簡単なストーリー展開が特徴。
- 中級レベル: より複雑な文法や語彙が登場し、少し高度な理解力が必要。
- 少し難しいもの: 多様な語彙やより複雑なストーリーが含まれており、初歩的な理解を超える内容。
- ストーリーの複雑さ:
- すごく簡単なもの: 短いエピソードや歌が多く、単純なストーリー展開。
- 少し簡単なもの: 簡単なストーリーが含まれ、基本的なプロットが分かりやすい。
- 中級レベル: 物語の中で問題解決や冒険があり、少し複雑なプロット。
- 少し難しいもの: より複雑なプロットやキャラクターの成長などが描かれる。
- インタラクティブ性:
- すごく簡単なもの: ほとんどインタラクティブな要素がなく、視覚的に楽しむものが多い。
- 少し簡単なもの: 視聴者への問いかけや簡単な指示が含まれる。
- 中級レベル: さらにインタラクティブな要素が多く、視聴者の参加を促す。
- 少し難しいもの: 視聴者がより深く関与できるインタラクティブな要素や教育的な内容が多い。
- 教育的内容:
- すごく簡単なもの: 基本的な色や形、数などを学ぶ内容。
- 少し簡単なもの: 日常生活や基本的な社会スキルを学ぶ内容。
- 中級レベル: 数学や科学、文化など、より広範な教育的内容。
- 少し難しいもの: 特定の知識やスキルに焦点を当てた教育的内容が含まれる。
すごく簡単なもの
・Cocomelon: 簡単な英語の歌やリズムで、幼児向けの内容が多いです。
・Super Simple Songs: 簡単な英語の歌とアニメーションで構成されています。
・Mother Goose Club: 英語の童謡やリズム遊びの動画が多いです。
・Little Baby Bum: 簡単な歌や童謡をアニメーションで楽しめます。
少し簡単なもの
・Pinkfong: 簡単な英語の歌から、シンプルな会話のストーリーのコンテンツが豊富。
・Peppa Pig: 短いエピソードで、シンプルなストーリー展開と語彙が特徴です。
・Pocoyo: 短いエピソードで、基本的な単語と簡単な会話が多いです。
・Sarah & Duck: 優しい語り口とシンプルなストーリー展開が特徴です。
・Maisy Mouse: 簡単な英語とシンプルなアニメーションで、幼児向けの内容が多いです。
中級レベル
・Blippi: 様々なテーマについて学びながら、子供が興味を持ちやすい内容です。
・Dora the Explorer: 簡単なフレーズや単語を使いながら、インタラクティブな要素があります。
・Curious George: 短いエピソードで、基本的な単語と日常会話が多いです。
・Mickey Mouse Clubhouse: シンプルな英語で進行するストーリーが特徴です。
・Blue's Clues: インタラクティブな要素があり、シンプルな英語でストーリーが進行します。
少し難しいもの
・Paw Patrol: より複雑なストーリーと多様な語彙がありますが、子供向けにわかりやすく作られています。
・Sesame Street: さまざまなキャラクターが登場し、教育的な内容が豊富です。
・Octonauts: 海の生き物について学べる内容で、少し高度な語彙があります。
・Wild Kratts: 動物の生態について学べる内容で、教育的な要素が強いです。
私がインプットにオススメしているDVD
下記の2つは私がインプットにオススメしているDVDです。インプットに効果的に考えられた内容でとてもオススメです。
Goomies
Goomies English for Kids DVD
こちらはすごく簡単~少し簡単なものに入ると思います。
うっかりペネロペ
【うっかりペネロペ English Stories and Lessons for KIDS DVD】
は少し簡単なものに入るとおもいます。
おすすめポイントはこちらに詳しくまとめています
まとめ:子供のレベルに合ったものを効果的に
今回は、子供のレベルに合った動画のコンテンツ選びもコツについて解説しました。
今回は理想的なインプット効果の高い動画選びのコツをお伝えしましたが、でも、難しい動画だって子供の好きなものは見たくなりますよね?
インプット効率だけでなく、子供の好みとのバランスを考えながら、頑張りすぎずにインプットを楽しく進めていきましょう!