★おうち英語のやり方

【インプット効果劇変!】おうち英語の動画視聴の4つの具体策を公開

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インプットってただ動画を見せているだけじゃダメなの?

チロママ

動画の見せ方を工夫するとインプットの効率があがりますよ!


ただ動画を流すだけじゃもったいない!

効果的なインプット法を提案します。

この記事でわかること

  • 動画のインプット効果をあげる方法4つ
  • 一歩すすんだ動画視聴の応用法
  • YouTube動画を選ぶ際の注意


その前に、見せる動画は今の子供の英語レベルに合っていないとインプット効果は薄くなってします。

レベルに合った動画の選び方はについては動画選びのコツを読んでみて下さい▼▼

こちらを先に読んでください

英語学習に欠かせない動画の役割

日本でおうち英語をする家庭では、日常の生活の中でネイティブの英語に触れる機会がほとんどない方は多いのではないでしょうか?

私もチロパパも純日本人の我が家では、娘は普通の日本語の幼稚園に通っているので、普段の生活でネイティブの英語に触れる機会はありません。

そのため、英語動画を活用することで、自然な発音やリズムに触れるのに役立てています。

普段私が使わないネイティブの言い回しや表現も学べますし、英語圏の文化や日常生活にも触れることができます。

我が家では、英語の動画視聴はおうち英語の重要な一環です。

その方法には特に気を配っています。

でも、ただ動画を見せるだけでなく、少しの工夫でインプットの効果が上がります。

その方法を理由とともにご紹介します。

インプット効果をあげるポイント① 

ポイント①は

親も一緒に動画を視聴することです!


親が積極的に学習に関わることで、子供の学習効果が上がると言われています。

Joint Attention(共同注目)」という概念があります。

Joint Attention(共同注目)

これは、親と子が同じ物事に注目し、共有することで、言語の習得が促進されるというものです。が子供と一緒に活動することで、子供の語彙力がぐんと伸びるとされています。

出典:Tomasello, M. (1995). Joint attention as social cognition.

親の関与はとても大切です。

1.インタラクティブに楽しむ

具体的にどうすればいいの?


動画視聴の際に下記を取り入れてみて下さい。

  1. 動画を一緒に見ながら、登場人物の行動を真似をする
    例:「Look! He's jumping!」と言いながら一緒にジャンプ

  2. 簡単な質問をしてみる
    例:「What color is the ball?」「Where is the cat hiding?」

  3. 動画の中の単語を繰り返してみる
    例:動物が出てきたら「Dog! Cat! Elephant!」と一緒に言ってみる

でも、英語で語りかけなんてできないよ!

無理に英語で質問しなくてもいいです!

  1. 笑ったり、驚いたりする表情や反応をするだけでOK

  2. 音楽に合わせて体を動かしたり、手拍子したりしても効果的

  3. 「Wow!」「Oh no!」といった簡単な感嘆詞を使うのもおすすめ

これだけでも十分効果があります。

大切なのは、一緒に楽しむことです。それだけでも言語のインプット効果が高まります。

2.字幕をうまく利用する

字幕を読み上げることも効果的


また、簡単な動画を選び、ママやパパが字幕を読み上げることも効果的です。


子供は周りの大人、特に親の行動をよく見ていて、真似しようとします。

親が子供の前で英語を使うことで、子供はその言葉を自然に覚え、使うようになります。

このようにして、親が見本を見せることで、子供のインプットが促進されます。

字幕を読み上げるだけでも効果的です!

参考出典:Bandura, A. (1977). Social Learning Theory.

インプット効果をあげるポイント②

ポイント②は

動画で使っている言葉を日常で使う


Multisensory Learning(多感覚学習)」という方法です。


Multisensory Learning(多感覚学習)

これは、学習の際に複数の感覚(視覚、聴覚、触覚など)を利用することです。特に子供は大人に比べて、さまざまな感覚に対してより敏感です。

同じ言葉でもいろんな方法で聞かせるととても効果的です。

動画で見たシチュエーションを、実生活でママやパパがその言葉を使うことで、子供の感覚的に言葉が結びつきます

ぜひ、普段よく使うシチュエーションの動画を子供と一緒に見て、使えるフレーズを覚え、日常で使ってみてください。

シチュエーション別オススメ動画

動画で使われている言葉をそのまま生活の中に活用できる動画を紹介します。

お子さんと一緒に視聴し、日常生活の中でも同じフレーズを使って語りかけてみてください。

車移動が多いい人にオススメ動画!

I Don't Want The Seat Belt | for kids | Nursery Rhymes | Kids Songs | BabyBus

Sit up straight.
(まっすぐ座ってね。)
Here comes a curve.

(カーブがくるよ。)
Your seat will keep you safe.

(チャイルドシートがあなたを守ってくれるから安心してね。)
Bumpy road coming.

(デコボコ道が来るよ)

こんな感じで親が車の中で子供に語りかける表現がたくさん入ってます。すぐ使えます。

エスカレーターの乗り方を教える動画

Baby Shark, How Should We Ride an Escalator? | Safety Songs for Kids | Baby Shark Official
こちらはエスカレーターの乗り方の動画。こちらもそのまま使える表現がたくさん!

エレベーターの乗り方を教える動画

Go Up and Down on the Elevator | Safety Songs for Kids | Baby Shark Official
こちらはエレベーターで使える表現がたくさんあります。

インプット効果をあげるポイント③

効果的なインプット方法③は

繰り返し同じものを見る

繰り返し見ることで、言葉だけでなく、発音やリズム、イントネーションも自然に覚えることができます。

なにより、子供は同じものを何度も見るのが好きです

研究によると、子供は予測できる状況や情報に安心感を持つので、繰り返し同じものを見るのを好む傾向があります。

参考出典:Wass, S., Smith, T. J., & Johnson, M. H. (2015). "Stimulus repetition and the development of visual processing in infancy."

インプット効果をあげるポイント④

ポイント④は

絵本読み聞かせ動画を利用する


YouTubeで、お手持ちの英語絵本のタイトルを検索してみてください。

多くの場合、その絵本の読み聞かせ動画が見つかります。

普段ママと見ている絵本を、動画で見せることで子供は同じ内容を異なる形式で繰り返し聞くことができ(multisensory learning(多感覚学習)、語彙や表現がより定着しやすくなります。


注意ポイント!

これは親の読み聞かせの代わりにはなりません親が声を出して読み聞かせることは、子供との大切なコミュニケーションタイムです。絵本読み聞かせ時間に加えて、読み聞かせ動画も活用することで、さらに一貫したインプットになります。

読み聞かせ動画を使うメリット

  • 同じ内容を違う形で聞けるので(multisensory learning)、言葉や表現が頭に残りやすくなります。

  • プロの人が読むので、きれいな発音やイントネーションが学べます。

  • 読み聞かせはアニメーションがゆっくり動くものが多いいので、視覚的な刺激が少なく、低年齢の子にも安心して見せることができます。 

読み聞かせ動画の使い方

  • お子さんのお気に入りの絵本を選びましょう

  • 最初は一緒に見て、内容について話し合ってみてください

  • ママやパパが読む時間も大切にしてくださいね

  • 同じ動画を何度も見ると、自然と言葉が身につきます

+αの取り組み

時間的に遊ぶ余裕があるときや、英語が得意なママにはぜひ上記であげた以外にプラスαでこちらも取り入れてみるのもおすすめです。

+α ① ごっこ遊びをする

ごっこ遊びも英語で行うと、インプットからアウトプットにつなげるのにとても効果的です。

YouTubeにはごっこ遊びに使える動画もたくさんあります。

お子さんが興味を持ちそうなシチュエーションの動画を一緒に見て、実生活でごっこ遊びを楽しんでみてください。

我が家ではこんな風に警察ごっこをして遊んでいます。▼▼

あわせて読みたい

+α ② 声掛けをアレンジする

英語が得意なママパパには『声掛けをアレンジする』をぜひ取り入れていただきたいです。

例えば上記の画像のシーンを見ている時に、

声掛けの例

I have three horns on my face」という恐竜の赤ちゃんのセリフがあります。

この時、ママが

Oh! He has three horns on his face」と言い換えると、

I」が「he」に、「have」が「has」に変わることを子供が自然に理解できるようになります。

この方法は、文法規則を直接教えるのではなく、自然な会話の中で言葉のルールに気づかせるアプローチです。

これは「Input Enhancement(インプットの強化」と呼ばれる学習方法の1つです。

特定の文法構造に注目させることで学習効果が高まるというものです。

この例では、三人称単数の変化に子供の注意を向けさせています。

YouTube動画視聴時の注意

我が家もおうち英語にYouTubeを利用しています。

YouTubeにはさまざまなコンテンツがあり、教育的価値が低かったり、不適切な内容が含まれていたりすることがあります。

正しい発音や文法を学ぶためには、質の高い動画を選ぶことが重要です。

質の低い動画には注意が必要です。

コンピレーション動画を避ける

私が特に気を付けているのは、コンピレーション動画(いくつかのクリップやシーンを集めて編集した動画)です。

例えば、アニメや人気番組の面白いシーンをまとめたものがあります。

コンピレーション動画は楽しいかもしれませんが、英語学習にはいくつかのデメリットがあります。

コンピレーション動画のデメリット

  • 話の流れがわかりにくい
    いろいろなクリップがつなぎ合わされているため、一つの話としてまとまっていないことが多いです。これでは、新しい単語やフレーズの意味を理解するのが難しくなります。

  • 集中しにくい:
    各クリップが短いので、子供の集中力が途切れやすく、深く理解することが難しくなります。

  • 話し方がバラバラ:
    いろんな人が話すため、アクセントや話すスピードが違い、子供が混乱することがあります。

オープニングとエンディングの重要性

オープニングとエンディングの歌は、視聴の始まりと終わりを知らせる役割を果たし、子供が一つのエピソードや動画に集中しやすくなります。

区切りが明確になることで、視聴の切り替えもスムーズになります。

私もオープニングとエンディングを大切にしているので、コンピレーション動画はあまり見せないようにしています。

動画配信サービスの活用

我が家ではNetflix、Disney+、Amazon Prime Videoなどの配信サービスも利用しています。

これらのサービスは、一般的に質の高いコンテンツを提供しており、教育的に質が高く、視覚的にも魅力的です。

多くのコンテンツで字幕や音声を英語に設定できます。英語字幕は私たち親にも助かりますね。

まとめ:動画視聴でインプット強化!

今回は、動画を見せる時間を効果的にインプットにつなげる方法についてのアイディアを説明してきました。

まとめ

  • 1.親も一緒に動画を視聴する
  • 2.動画で使っている言葉を日常で使う
  • 3.繰り返し同じものを見る
  • 4.絵本読み聞かせ動画を利用する
  • 余裕があれば+αの取り組みをしてみる
  • YouTubeの選び方の注意


ママパパが忙しくて家事の合間に子供だけで動画を見る時間もあると思います。

そうゆう時は『初めの15分は一緒に見る』など、一緒に見ることを大切にしてみて下さい。

楽しくおうち英語を進めていきましょう!

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  • この記事を書いた人

チロママ

チロママ|おうち英語マニア。1歳6ヶ月からおうち英語をスタート!日々のおうち英語を通して、効果的な取り組みやメディア、英語絵本などを紹介しています。 🌟 効率的なインプットで「話す力」を伸ばすおうち英語を実践中 👧 チロちゃん情報: 2020/10生まれ/3歳娘/日本語幼稚園に通っています。 親は純ジャパ、ママはフルタイムで働いています。 🌍 ママの英語背景: アメリカカレッジ留学、カナダワーキングホリデー、アメリカ駐在帯同など、計5年の海外生活経験があります。TOEIC870。

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